展示会スケジュール
しぶや黒田陶苑では、年に約四十回の展示会を開催しております。各展示会初日から、ホームページにてお薦めの作品をご紹介させて戴きます。
We have over 40 exhibitions throughout the year. We introduce our favorite and best selections on our website from the starting day of each exhibit.

特別企画
2012年2月3日(金)〜14日(火)
Exhibition of Kojyu・Hosei・Togo
February 3 to 14, 2012
西岡小十先生は、古窯址の発掘を始められたことがきっかけで小山冨士夫先生と出会い、陶芸の道に入られました。独立して築窯された登窯を「小次郎窯」と小山先生は名づけ、古窯址になぞって「小十」を陶名にされました。小十先生を「古唐津の神様」と小山先生はいい、古唐津を手にすれば即座に小十先生に見せていたほどでした。「素朴で野武士のような唐津は最も心惹かれるところ」という小山冨士夫先生の古唐津評を小十先生は真に実践され、桃山時代より途絶えていた絵斑唐津・梅華皮などは焼成が難しかったにもかかわらず、完璧なまでに再現されました。
京都にて出生された小林東五先生は、中学を卒業すると絵画と漢詩に独自の才能を発揮された父親から言われ、16歳で放浪の旅へ出ました。その果てにたどり着いたのが韓国での陶芸でした。韓国聞慶観音里で李朝陶磁主に粉青沙器の研究と制作を行い、ここで8年間、修業されて玄界灘に浮かぶ島・対馬で對州窯を復興されました。その理由は対馬の土が忠清南道鶏竜山の土と唐津の土と似ていたからだそうです。三島・粉引・刷毛目・井戸を中心に発表され、李朝陶芸の第一人者と謳われましたが、2005年に陶芸家としての気力・体力に限界を感じられ引退されました。
宇田川抱青先生は、兄・聖谷先生の元で修業されて、10年後に独立される時に萩焼創始の原点に返られてすべてを見直されました。自然界にあるものを大切に空の青、水の青、そして山の青さに囲まれて作陶されることで「抱青」を陶名にされました。土は大道の原土を叩き、より分け、そこに見島土や金峯土を合わせながら足で踏み、粘土を作って寝かせ、白萩に使う釉薬を作るために一番上流にある田圃を買い求めて、無農薬の藁を作るために田植えから刈り取りまで自らの手で行ったのです。全ての合理主義を抹殺した陶芸を目指して、『利休と織部』が同居しているような温か味のある萩を創られたのですが、47歳という若さで亡くなりました。
当苑では、李朝の流れをくむ唐津・萩、そして李朝の茶陶を強い個性で作られた三名の力作を集め、一堂に展示させていただきます。それぞれの道を歩まれた異色作家の競演をご高覧ください。

当苑
2012年2月17日(金)〜21日(火)
Exhibition of Kurodatoen collection
February 17 to 21, 2012

大藝術家
2012年2月24日(金)〜3月6日(火)
Exhibition of Kitaoji Rosanjin
February 24 to March 6, 2012

織部
2012年3月9日(金)〜13日(火)
Exhibition of Koyama Tomonori
March 9 to 13, 2012

伊賀
2012年3月16日(金)〜20日(火)
Exhibition of Fujioka Shuhei
March 16 to 20, 2012

ひとりたのしむ
2012年3月23日(金)〜4月3日(火)
Exhibition of The Grand masters of Showa era
March 23 to April, 2012
