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栩林山房画論 Calligraphy

石黒宗麿/ MUNEMARO ISHIGURO
  • 栩林山房画論
苦辛筆致只塗煩     苦辛の筆致 ただ 塗り煩うく
無意一描亦墨痕     寒山 月華 白し
詩感有始添畫品     無意の一描 亦 墨痕
一枚帋上是乾坤     一枚の紙上 是れ 乾坤
櫟間山房画論     

【字解】
筆致 ― かきぶり。
帋上 ― 紙上に同じ。
乾坤 ― 天地。乾は戌亥で北西。坤は未申で南西。

【大意】
苦辛して描き上げた牛の画であるが、ただ塗りつぶしたわけではない。
無心にサッと描いてみたものの、墨色も鮮やかであるよう苦労した。画というのは、初めに詩情が湧いて描くからこそ、叙情が画の中に溶け込み、画としての品がにじむのである。
この一枚の紙上こそ、牛の一体になって遊べる別天地である。
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
450,000円
24.5/H95.0cm
軸装

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