織部茶碗 Tea bowl

柴田一佐衛門/ ICHIZAEMON SHIBATA
  • 織部茶碗
  • 織部茶碗
  • 織部茶碗
  • 織部茶碗
  • 織部茶碗
  • 織部茶碗
低い高台は底の部分を削って作られ、胴は畳付の高台脇からゆったりと丸みを持って優しい面持である。
口縁には太筆で白化粧が施された上に胆礬(緑釉)による四枚の花弁の様な柄が華を添える。下に引かれた白化粧と轆轤目に溜まる緑釉の溜りは艶やかで何とも言えない美しい萌葱色をしている。
黄味を帯びた蒸栗色の土肌に灰釉が掛かる胴下部分は大きく削られた部分に釉が多く残り灰黄緑色の深みを与え、口縁の緑をより一層引き立たせる。
安定感がある低めの居住まいに大きく柄が入るその佇まいはデザイン的で、ジュエリーデザイナーとして活躍されていた経歴にも納得の作品である。
灰釉が薄く掛けられたシンプルな見込には、お抹茶を点てて広がる緑もデザインの中に計算されていることが伺える作品だ。
箱付(With wood box titled, signed and sealed by artist)
200,000円(税別)
12.6/H7.0cm

柴田一佐衛門 作品一覧