色繪赤地金銀彩煎茶碗 五客 Sencha bowl 5

富本憲吉 / KENKICHI TOMIMOTO
  • 色繪赤地金銀彩煎茶碗 五客
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今回のものは赤地を基盤に金と銀で模様付けされた片手に収まるほどの小ぶりの作品である。薄づくりの上に赤地の釉をかけ金と銀の彩で拵えていくこのきめ細やかな作風、そして各々の作品につぶさに目をやると、金銀彩の装いが反転しているのが分かり、まさに富本先生らしい味わいと言えよう。

 茶碗を裏返すと、「富」の字のサインが入っている。本作品は昭和30年のもので、晩年の作である。初期の頃に比べると華やかな雰囲気を醸し出し、ちょうど日本が経済特需に見舞われ人々の暮らしが豊かになり始めた時期とも重なり、そこには、富本先生の日々の平穏な生活への祈りが込められているように感じられる。
 箱も二重箱で共に箱書きが記されており、そこにも先生の思い入れが感受できる仕上がりとなっている。
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
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6.1×6.2×H3.9㎝

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