萩角香合 Incense box

三輪休和/ KYUWA MIWA
  • 萩角香合
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小さな石の上に溶け残った雪のような香合。

香合は、かつて若い時分に細工物も手掛けていた休和先生においては一瞬の箆さばきで成形されたと言われ、お得意とされる作品のひとつだった。

口合わせの部分や、大きな凹みの部分は釉が掛からず、柔らかで温かそうな土味の素地が覗き、休和先生が目指された、ほのぼのとした春の雪のような美しさを引き立たせている。
このような白釉を「休雪白」と言うのは、かつて大きな作品にだけ施釉された白釉の旧来の習慣を破り、器物の大小を問わずあらゆる作品に施したのが休和(十代休雪)先生と言われ、そこから「休雪白」と称すようになったと言われている。

藁灰釉である萩釉。
この藁も、自作の稲藁を使用し、原料の藁を焼いたものを臼で搗いて微粉にする際、あまり細かく搗かないのがこの「休雪白」を引き出す秘策だったとされる。

茶室に集まる人の精神、そして茶室そのものを清める意味で使われる香合。
休和先生の香合一つで、その場が穏やかで和やかな空気へ変化するに違いない。
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist)
5.7/5.8/H4.4㎝
¥350,000 (税込 / including tax)

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