Exhibition 【硝子　津田清和展】Exhibition of Tsuda Kiyokazu

はかなげでもあり凛とした美しさで存在する津田先生の作品。

見る角度によって様々な表情が楽しめ、つい手に取ってしまいたくなる愛らしさ、ほどよい緊張感を併せ持つ繊細な細工と豊かなバリエーションは、見る人を飽きさせません。

「硝子は水の化身と称されますが、実は一口に硝子と言ってもいろんな貌がある。」と仰る津田先生。透明なガラスだけでなく、不透明なもの、色のついたもの、不純物が入ったガラス作品も手掛けています。

テーマについてお聞きすると 「今は敢えて、足元の穴をさらに掘り進めている最中。」 との事。ご自身の中に秘められている想いを、今後どんな形で作品に表現されていくのでしょうか。

今現在の津田先生の思いが形になった作品を是非ご覧ください。


津田 清和 Tuda Kiyokazu
1973年　大阪生まれ
1998年　関西大学法学部法律学科　卒業
2002年　金沢卯辰山工芸工房　研修生 （～2005年）
2005年　富山ガラス工房　スタッフ（～2008年）
2008年　奈良県葛城山の麓にて制作