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箱
Box -
共箱
with box signed by the artist -
サイズ
Size - 14.0 / 12.8 / H14.4cm
売約済 / Sold
この作品がつくられた 1960 年代は、八木一夫先生にとっては、やや大型の壁体や黒陶など数々の名作を作り出し、走泥社の活動、様々な展示会を開催するなど 40 代の壮年期。新しいクラフトを創造する活動にも従事している。しかしデザイン的な生活工芸という概念も八木先生にかかれば、器物もオブジェになってしまう。型で成形され簡略化されたパーツ、たてがみに細かい穴、縦線、くぼみ、お顔は伊羅保釉でコントラストをつけた姿は、とてもユーモラス。仰向けに寝かせた体勢にすると灰皿としての用途が想像されるが、誰しもが躊躇いを感じてしまうことだろう。おへその辺りに八木の印銘。