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箱
Box -
共箱
with box signed by the artist -
サイズ
Size - 8.4 / H3.7cm
¥275,000
(税込/including tax)
(税込/including tax)
通称「チキンカップ」と呼ばれる本歌は明時代に皇帝御用の酒杯として作られ、古来より鶏がたくさんの子を産むことから子孫繁栄を願うものとして宮廷内で珍重されてきた。それぞれの色彩が競い合うように美しい様から「闘彩」ともいい、日本では豆色に似た淡い青緑色の上絵具が目を惹くことから「豆彩」と呼ばれている。竹春先生は本歌に描かれる雄鶏、雌鶏、雛たち、そして月季と蘭を実に見事に写されている。その筆致は非常に繊細で、同色同士や互いに主張のある色同士の重なりでも互いに華やかに彩っている。高台内に「竹春」の染付銘。