No.30 青白磁水鳥香炉 Incense burner, Bluish-white porcelain

塚本快示 / TSUKAMOTO Kaiji

  • 「30. 青白磁水鳥香炉 / Incense burner, Bluish-white porcelain」の写真 その1
  • 「30. 青白磁水鳥香炉 / Incense burner, Bluish-white porcelain」の写真 その2

Box
共箱
with box signed by the artist
サイズ
Size
14.6 / 7.2 / H14.6cm

青白磁は北宋時代に中国南部の景徳鎮を中心として多く制作された。胎土に含まれる微量な鉄分が還元焼成によって青白く発色され、特に文様などで凹んだ部分に溜まった青が深く見えることから「影青」とも称される。塚本快示先生は白磁の他、青白磁の大家として知られるようになり昭和58年(1983)にはその技法で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。水鳥の羽根に注目して見ればその毛彫や片刀彫に技術的な極みを見ることができる。固くなりがちな技術の粋を、正に水鳥が悠々と泳いでいるような大らかさを表現できる力量は計り知れない。快示先生の傑作と言える名品である。平成10年(1998)年に岐阜県陶磁資料館で開催された塚本快示展には類品が出展されている。