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箱
Box -
共箱
With a box signed by the artist -
サイズ
Size - 8.2 / H6.0cm
売約済 / Sold
平成15年(2003)、長男である龍作先生に家督を譲り、当時93歳であった十一代三輪休雪先生はこれより「壽雪」と名乗られた。大半の作家が晩年になるにつれ、作風が内向きになりやすいが、壽雪先生は外へ外へとその世界観を広げていくような作品を最晩年に生み出していく。
本作も同時期の茶碗を思い起こさせるようなゆったりとした大型のぐい呑。胴から上部に向かって口を大きく広げた姿は、天に向かって手を広げるかのようである。
大らかさだけではなく、口や底部脇に数ヶ所鋭い削りを入れ、動きを見せ、見込も僅かに白萩釉を拭うことで濃淡を付けるなど細部への心配りも細かい。壽雪時代の窯焚の数は少なく、希少性も高い逸品である。畳付きに「寿」の刻銘。
