楽釉筒描茶碗 Tea bowl, Raku glazed
濱田 庄司/ HAMADA SHOJI
多くの茶碗を世に残されている濱田先生。その中でも楽茶碗は大変珍しいものである。先生は晩年、奈良二彩に糸口を見出し、長年焦がれていた楽焼きを試み始めたといわれ、何点かの独特な楽風作品を発表されている。トレードマークの黍文を豪快に筒描きで浮き立たせ、両面を対照的な色合いにしている。見込みは広く大らかな造形、そして、しっかりした高台は、力強く井戸茶碗のような竹節である。
12.2 / H9.6cm
共箱 / with box signed by the artist
売約済 / Sold
共箱 / with box signed by the artist
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