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黒釉銀彩文皿 Platter, Black glaze with overglazed silver

栗木 達介/ KURIKI TATSUSUKE
  • 黒釉銀彩文皿
栗木先生独特の、角が取れた丸味を帯びた形状の角平鉢。

素地の表面に均等に横筋の凹凸を入れてから、銀彩とそれを縁取るように黒釉を使って模様を描き出している。
模様は型紙を作って彩色をし、剥がすという、染色のような技法で描かれた。
また、銀を使用する際は、年月で黒く変色することを深く考慮されたそう。

本作品も素地に施された凹凸により、銀が掠れるように薄くなり下の黒釉が強く見える部分や、緑青による緑がかった薄青色に変化した色が見られ作品に奥深さを感じさせる。
全体を引いて観ると、美しい水引の結び目のように見え、帯のような柄が凹凸や重なりを持ったように見えてくる。

1980年「膨らみ窪み」をテーマに個展をした時の作品。
お問合せ番号 No.KT-1
31.2 / 30.0 / H3.5cm
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