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青瓷茶碗 Tea bowl

伊藤 秀人/ HIDEHITO ITO
  • 青瓷茶碗
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しっとりとした千草鼠(ちぐさねず)色の優しい釉調の口縁にはスッと光る銀覆輪。
口縁部の釉剥ぎを隠すためではなく、装飾のために金属の輪を付けたのが始まりだったとされる「覆輪」は鑑賞陶器を目的とした中で生まれたもの。
その技術は宋朝においてとても珍重されていた技法の一つとされる。
緊張感ある平茶碗に、どこか温かみが感じられるのは、土の持つ柔らかさと、銀の持つ硬くシャープな印象がお互いの性質を強調し高め合うことによって生まれたもの。
正に対極との融合と言える絶妙なバランスである。
それは古典を尊重する先生ならではの深い存在感である。
箱付(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
売約済(sold)
16.3/H4.0cm

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