ふたもの
鈴木 治/ OSAMU SUZUKI
1967年作。素地は信楽の白い陶土を素焼きし、液状に溶いた赤土を化粧土として何度も塗り重ね色を付けていく。更にその上に灰を吹きかけて複雑に色の濃淡を調整させる治先生の焼き締め。陶肌に残る痕の陰影がシンプルな造形に奥行を与えている。
本作は箱書に「ふたもの」とあるように上下のパーツに分かれ、内側底部には黒釉が施されている。同時期にこうした丸、四角、三角といった図形を作品のモチーフに用いる作品を幾つか残している。
本作は箱書に「ふたもの」とあるように上下のパーツに分かれ、内側底部には黒釉が施されている。同時期にこうした丸、四角、三角といった図形を作品のモチーフに用いる作品を幾つか残している。
お問合せ番号 No.SO-28
共箱 / with box signed by the artist
¥1,320,000-(税込 / including tax)
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