寒山詩 Calligraphy

石黒宗麿/ MUNEMARO ISHIGURO
  • 寒山詩
碧澗泉水清     碧澗 泉水 清く
寒山月華白     寒山 月華 白し
黙知神自明     黙知すれば 神 自から 明らかに
観空境逾寂     空を 観すれば 境 逾いよ 寂し

【字解】
碧澗 ― みどりの谷川。
月華 ― 月の光。

【大意】
寒山の渓川の水、泉の水は、清冽玉のようで、月光は皓々ちして冴えている。
万象を黙し知得せんと欲せば心月のように次第に明るく開けてくる、物外の空を観んと欲すれば、わっが境地次第に寂しさを覚えるに至る。
水といゝ月といゝ神・境共にわが棲む処である。
350,000円
15.8/H97.0cm

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