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色繪飾箱詩文陶板 Plaque, Iroe, Painting with calligraphy, Framed

富本 憲吉/ KENKICHI TOMIMOTO
  • 色繪飾箱詩文陶板
耽湋
返照入閭巷
憂来誰共語
古道少人行
秋風動禾黍

秋日
返照(へんせう)閭巷(りよかう)に入(い)る
憂(うれ)へ来りて誰と共にか語らむ
古道(こだう)人の行くこと少(まれ)に
秋風(しうふう)禾黍(くわしよ)を動かす

【通釈】
夕日が村里に射し込むと、悲しみが湧いて来て、この思いを誰と共に語ろう。
古びた道は人の往き来なく、ただ秋風が田畑の穂を揺らしている。


中唐の詩人、耿湋(こうい)による詩。
田園の秋の夕暮の憂愁を詠む詩で、芭蕉の句「この道や行く人なしに秋の暮」はこの詩に発想の契機を得たと言われているそう。
ご自身の陶箱の作品を描いているが、その絵柄が先生の身近にあった秋の風景を描いたものだったのかもしれない。
お問合せ番号 No.KT-57
共箱 / with wood box signed by artist
53.5/47.5/H5.5cm(額装/Frame)
25.2/H1.5cm(作品/Artwork)
¥880,000(税込/including tax)

昭和二十一年 / 1946

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