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種子島 Chawan, Tanegashima

小山 冨士夫/ FUJIO KOYAMA
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小首をかしげたように傾いだ茶碗。

窯詰の際、赤貝を撒いたりして赤、黒、灰、黄という様々な変化を出して愉しんだと言われている小山先生の焼締陶。
本作品も、窯変しカセた鼠色、シットリと濡れたような滑らかな肌質の赤味の茶色、まだ生っぽい赤朽葉色の土色など、様々な色や景色が愉しめる。

また、小山先生が偶然にも編み出された燃えたぎる薪窯の脇に水を撒くという驚くべき焼成法により、焼き上がりが柔らかく、土味を最大限に愉しめるものとなっている。

お抹茶の緑が入るとまた、趣きのある雰囲気を愉しめるに違いない。

一気に削る「撥高台」といわれる独特の高台も魅力的。
お問合せ番号 No.FK-10
12.8 / H6.5cm
共箱 With box signed by the artist
売約済/SOLD

小山 冨士夫 作品一覧