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青白磁盃 Sake cup, Bluish white porcelain

小山 冨士夫/ FUJIO KOYAMA
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様々な陶芸家と親交があり、多くの作家の工房を借りて作品を作っていらした古山子先生ですが、中でも頻度が高かったのが塚本快示先生の快山窯だったそう。

古山子先生が成形した作品を程よく乾燥させて削り、さらに釉薬を掛けて焼くのは快示先生が担った。
昭和40年3月に快示先生に宛てた「焼成と削りの御願ひ」と題する挿図入りの指示書が残っている。
快示先生ご自身の作は繊細な薄造りだが、古山子先生の作品はぶ厚く、そのままの焼成では割れてしまう。また、たっぷりと流れるように掛かった釉を上手く焼成するのも難易度が高く、快示先生あっての御作と言える。

本作品もゆったりとした器体にたっぷりと釉が掛けられ、見込みの釉溜まりや、外側を流れる釉の釉垂れに清らかな青色が出て愉しませてくれる。

作品一つで先生方の親交の深さも感じさせてくれる作品となっている。
お問合せ番号 No.FK-25
7.8 / H3.6cm
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
商談中

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